労働協約書
ろうどうきょうやくしょ(労働協定と紛争解決)
意味 労使合意の正式文書
労働協約書とは?
労働協約書は、労働組合と使用者(会社)の間で交渉の末に合意した労働条件や労使関係のルールを文書化したものです。両者の署名によって法的効力を持ち、労働者の権利や待遇を保護する重要な役割を果たします。
労働協約書の具体的な使い方
「新しい労働協約書に基づいて、来月から有給休暇の日数が増えることになったよ。」 労使交渉の結果、労働条件が改善されたことを伝える状況を表した文です。労働協約書の内容が実際の労働環境に反映されることを示しています。
労働協約書に関するよくある質問
Q.労働協約書と就業規則の違いは?
A.労働協約書は労働組合と使用者の合意文書で、組合員に適用されます。就業規則は使用者が一方的に作成する規則で、全従業員に適用されます。労働協約書の内容は就業規則よりも優先されます。
Q.非組合員にも労働協約書は適用される?
A.原則として、労働協約書は組合員にのみ適用されます。ただし、一般的拘束力条項により、事業場の同種の労働者の4分の3以上が協約の適用を受ける場合、残りの非組合員にも適用されることがあります。
Q.労働協約書の有効期間は?
A.労働協約書の有効期間は、労使間の合意で決められますが、法律上は3年を超えることはできません。期間の定めがない場合や3年を超える期間を定めた場合は、自動的に3年となります。期間満了後は、新たな協約が締結されるまで効力が継続します。
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