転籍
てんせき(配置転換と調整)
意味 所属会社の完全な変更
転籍とは?
転籍は、従業員が現在の会社との雇用関係を終了し、新しい会社と雇用契約を結ぶことです。グループ企業間での人材移動や事業再編などの際に行われます。
転籍の具体的な使い方
「子会社への事業移管に伴い、該当部署の社員30名が来月1日付で転籍することが決定しました。」 会社の組織再編に伴い、一部の社員の所属が完全に変更されることを伝えています。転籍が企業の事業戦略と密接に関連していることを示しています。
転籍に関するよくある質問
Q.転籍後の待遇はどうなる?
A.転籍後の待遇は、転籍先の会社の規定に基づいて決定されます。給与、福利厚生、就業規則など、全てが新しい会社のルールに従うことになります。ただし、グループ会社間の転籍の場合は、大幅な待遇変更を避けるため、事前に調整が行われることが多いです。
Q.転籍を拒否できるか?
A.転籍は従業員の同意が必要な人事異動です。そのため、原則として転籍を拒否することは可能です。ただし、事業譲渡や会社分割に伴う転籍の場合、正当な理由なく拒否すると、結果的に退職扱いになる可能性があります。転籍の提案を受けた際は、慎重に検討し、必要に応じて労働組合や専門家に相談することをお勧めします。
Q.転籍と退職の違いは?
A.転籍は、現在の会社との雇用関係を終了し、新しい会社と雇用契約を結ぶことですが、基本的に継続して働くことを前提としています。一方、退職は現在の会社との雇用関係を完全に終了し、新たな雇用関係を持たない状態になることです。転籍の場合、勤続年数や退職金の計算などで特別な扱いがされることもあります。
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