出向
しゅっこう（配置転換と調整）
意味 一時的な他社への異動
出向とは？
出向は、従業員が元の会社に籍を置いたまま、一定期間他の会社で働くことです。技術提携、人材交流、経営支援などの目的で行われます。
出向の具体的な使い方
「A社との業務提携に伴い、来月から3名の社員が1年間の予定で出向することになりました。」他社との協力関係の一環として、社員を一時的に派遣する決定を伝えています。出向が企業間の関係強化や技術交流に活用されることを示しています。
出向に関するよくある質問
Q.出向と転籍の違いは？
A.出向は一時的な他社への異動で、元の会社との雇用関係は維持されます。一方、転籍は完全に所属会社が変わり、元の会社との雇用関係は終了します。出向は期間限定で行われることが多く、転籍は永続的な異動を意味します。
Q.出向中の給与はどうなる？
A.出向中の給与の取り扱いは、出向元と出向先の企業間の取り決めによって異なります。一般的なパターンとしては：
1. 出向元が全額負担
2. 出向先が全額負担
3. 出向元と出向先で分担
などがあります。多くの場合、出向前とほぼ同等の給与水準が維持されるよう調整されます。
Q.出向を断ることはできるか？
A.原則として、会社からの出向命令は業務命令の一種であるため、正当な理由なく拒否することは難しいです。ただし、出向先での労働条件が著しく不利になる場合や、家庭の事情など合理的な理由がある場合は、会社と交渉の余地があります。出向に不安がある場合は、人事部門に相談することをお勧めします。
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